ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器
こんばんは、タカです。
今回は以前紹介したポール・アダムの小説、「ヴァイオリン職人の探求と推理」と「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」に続くヴァイオリン職人シリーズ3作目の「ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器」を紹介したいと思います。
1作目
2作目
ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器
出版社:創元推理文庫
著者:ポール・アダム
翻訳:青木悦子
今回の英題は「THE HARDANGER RIDDLE」です。
なんと本作は日本の読者からの熱いリクエストに応えて、日本向けに特別に書き下ろされた作品です!
今作の舞台は北欧ノルウェーです。
ヴァイオリンに似た楽器のハルダンゲル・フィドルをめぐる殺人の謎を追います。
いつも通り登場人物の名前に苦戦します(苦笑
前半・中盤はノルウェーの雨の描写が印象的。
推理も天気のように晴れずなかなか真相にたどり着けないもどかしさ。
しかし終盤はノルウェーの美しい街並みやフィヨルドの景色を想像させてくれる描写と天気の回復とともに冴える推理。
いつの日かシリーズ4作目を読める日がくることを願って読了。
読んでいてノルウェーに行ってみたくなりました。
作品中では作曲家のグリーグ(ペールギュントやピアノ協奏曲が有名ですよね)や、日本ではあまり有名ではありませんがヴァイオリニストのオーレ・ブルの来歴についても触れらています。
ペールギュントの主人公のモデルがオーレ・ブルだったとは知りませんでした。
グリーグについては有名ですので検索すればすぐに情報は得られますので、私の所有しているCDからオーレ・ブルやハルダンゲル・フィドルのCDを今後このブログで紹介できればと思っています。
オーレ・ブルの作品のCD
ハルダンゲル・フィドルのCD
NYダウ 2日連続大幅下落。WealthNaviの状況は。(2020年2月26日現在)
こんばんは、タカです。
タイトルの通り、中国の武漢から発生したコロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、NYダウが2日連続で大幅に下落しました。
(上記チャートはSBI証券より)
24日は1,000ドルを超える大幅下落、25日も前日の終値と比べ879ドル安の2万7081ドル36セントで取引を終えました。
このままコロナウイルス・ショックでも起こってリーマンショックのような世界で連鎖する金融危機にならなければいいのですが。
では、先週末まで絶好調だった私のWealthNaviの状況はどうなっているでしょうか。
ガッツリ下がってます。
+15%の14万円あった含み益は+8.67%の8万円まで下がり、2日間で6万円の含み益が消えました。
この状況から狼狽してWealthNaviを解約したりインデックス投資をやめてしまう人が出てくると思いますが、それは完全に愚の骨頂と言えると思います。
なぜなら、そもそもWealthNaviは始める前に(かなりアバウトとは言え)6つの質問に答えて自身のリスク許容度を設定しているからです。
長期で見た場合の株価は歴史が示しているように必ず暴落する時期があり、長期積立投資が前提のWealthNaviではその下げ局面においてもそれに耐えられるポートフォリオ(株式や債券のバランス)で運用しているはずなのです。
この下げで「積み立てをやめたい」と思ったり「やっぱり投資なんてするんじゃなかった」などと思う人は、自分のリスク許容度を超えた投資をしていたという証で、それを許容度内に是正するのはいいですが、やめてしまっては将来のリターンを放棄するのと同義と言えると思います。
長期投資の基本は、自分のリスク許容度の範囲内で感情に左右されず、日々の値動きにも左右されず淡々と積立を続けることが基本です。
あのリーマンショックでもNYダウは1年程度で復活しました。
さらに株価が下がったとしても、安く積み立てができるボーナス時期と思って私は積立を継続していこうと思います。
ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密
こんにちは、タカです。
今回は前回紹介した「ヴァイオリン職人の探求と推理」という小説のシリーズ2作目、「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」を紹介したいと思います。
1作目はこちらになります。
violin-ryokou-toushi.hatenablog.com
ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密
出版社:創元推理文庫
著者:ポール・アダム
翻訳:青木悦子
今回の英題は「PAGANINI GHOST (パガニーニ・ゴースト)」です。
英題もカッコいいですが、やはり日本版のタイトルのつけ方がいいですよね。
内容は、主人公(で探偵役の)ヴァイオリン職人ジャンニのもとに、かの有名なパガニーニ愛器であるグァルネリ・デル・ジェス『大砲(イル・カノーネ)』が持ちこまれるところから始まります。
過去の天才ヴァイオリン演奏家パガニーニにまつわる黄金の箱を巡って起こった殺人事件と、若き天才ソリストの失踪。
今作も現在の殺人事件と過去の宝探しの二重構造ミステリーです。
今回もヴァイオリンのウンチクが盛り沢山!
ヴァイオリン好きにはたまらない1冊となっています。
現在、実際のパガニーニの愛器1742年製デル・ジェス『大砲(イル・カノーネ)』はジェノバ市で保存され、パガニーニ国際コンクールの優勝者のみが一時的に貸与されるのですが、それ以外の時は飾られていて見学できるのだとか。
一度ジェノバまで行って見学してみたいですね。
ジェノバには簡単に行けませんが、このイル・カノーネを使って録音されたCDもあり、所有しています。
こちらについても、また今度紹介したいと思います。
ヴァイオリン職人の探求と推理
こんにちは、タカです。
今回はブログのタイトルにもありますが、『ヴァイオリン』が主役(正確にはヴァイオリン職人が主人公)のミステリ小説を紹介します。
ヴァイオリン職人の探求と推理
出版社:創元推理文庫
著者:ポール・アダム
翻訳:青木悦子
内容の前に、まず装丁が美しい!
書店でこの本を見つけた時に、心を奪われました(笑
内容はイタリアのヴァイオリンの聖地、クレモナに住む初老のヴァイオリン職人ジャンニが主人公。
親友の死の真相を探るべく、友人の警官と幻のストラディヴァリを探しにイタリアやイギリスを奔走するミステリです。
ストラディヴァリウスやグァルネリ・デル・ジェスにまつわる過去の話、オークションの話、ヴァイオリンの真贋に関する話などウンチク満載でとても面白いです。
私はアマチュアでヴァイオリンやヴィオラを弾きますが、ぜひ音楽仲間に紹介したい1冊です。
専門家の主人公がその知識とウンチクを駆使して謎を解くという流れは、ダン・ブラウンの小説、「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」などの「ラングドン・シリーズ」のようなカテゴリーと言えるかもしれません。
ちなみに本作の英題は「THE RAINALDI QUARTET (ザ・ライナルディ・カルテット)」です。
映画とかでも言えることですが、英題ってアッサリしたのが多いですよね。
私は日本語のタイトルのつけ方が結構好きです。(長ったらしくなりがちですが...)
続編は2020年2月現在、2冊出版されています。
- ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密
- ヴァイオリン職人と消えた北欧楽器
こちらも今後、紹介していきたいと思います。
WealthNavi(2020年2月24日現在)
こんにちは、タカです。
今回は2020年2月24日現在のWealthNaviの状況についてです。
(正確には今日は祝日の月曜日のため2月22日現在の状況です)
2018年3月に50万円からスタートし、毎月2万円を積み立てています。
では、いくらになっているでしょうか。
円建てで1,105,088円(+15.11%)となっています!
まる2年、積み立て設定したあと放置しているだけで含み益が14万円も出ています。
すごい!
リスク許容度は4に設定しています。
ポートフォリオはこんな感じになっています。
最近はこの資産クラスの()内に書いてあるVTIやVEA,AGGを直接買うため、SBI証券と楽天証券の口座を開設しました。
この辺のVTIやVEAなどの米国ETFについては今後書いていきたいと思います。