これがヴァイオリンの銘器だ! 華麗なるイタリアン・オールドヴァイオリンの世界
こんばんは、タカです。
今日は美しいイタリアン・オールドヴァイオリンの写真をたくさん見ることができる本を紹介します。
これがヴァイオリンの銘器だ!
華麗なるイタリアン・オールドヴァイオリンの世界
著者:佐藤 輝彦・奥田佳道
出版:音楽之友社
20年以上バイヤー(楽器商)をし、10万本以上の楽器を目にし1万本をビジネスで扱ってきた著者が出逢ってきた歴史的銘器を記録。
その中から選りすぐった銘器27挺の写真とそれぞれの楽器について著者ならではのわかりやすい解説が載っています。(カラーは写真は18挺)
全楽器の正面と裏面の写真に加え、ニコロ・アマティ,ストラディヴァリ,アンドレア・グァルネリ(デル・ジェスの祖父),グァダニーニについては側面やスクロール(先端の渦巻き)の拡大写真も掲載されています。
解説を読みつつ、ニスの色が綺麗だなとか、
このストラディヴァリf字孔の切り取り方が太いなぁとか、
この楽器の裏板は1枚板でこっちは2枚か~とか、
側面の写真はアマティの方がストラディヴァリよりふっくらしてるなとか、
どんな音がするんだろうと想像しながら写真を見比べるのがとても楽しい1冊です。
ヴァイオリン好きならいくら見ていても飽きません(笑